
街の片隅に、看板もない不思議なクラブがある。
名を 「PJX(Pawchestra_jukeboX)」
そこでは夜な夜な、犬たちが舞台に立ち、古き良き時代のジャズやスウィング、時にはソウルやゴスペルまでを奏でている。
このクラブの創設者にして黒幕、誰も逆らえぬ存在がいる。
その名は Don Pawlo(ドン・パウロ)――威厳に満ちたパグだ。
彼は世界中を歩き回り、音楽の魂を持つ犬たちをスカウトしてきた。
ジャズクラブ「PJX」は、そうして集まった犬たちのための聖域であり、実験場でもある。
Donは表舞台にはめったに立たない。
しかし、すべての舞台は彼の采配で動く。
彼のコネクションによって、クラブの配信は世界中に届き、観客はSNSで切り取られた30秒の魔法を楽しむ。
そしてフルバージョンは、選ばれし者だけが手に入れられる“裏口”から販売される。
Donの姿をはっきり目にする者は少ない。
時にシルエットや声、葉巻の煙のように舞台の端に影を落とす。
その全貌が現れるのは、ほんの特別な瞬間だけ。
犬たちはただのキャラクターではない。
ロゴに描かれたパグは、ただのシンボルではなく、確かに存在するクラブのボスそのものだ。
**「犬種=ひとつの人格」**として描かれ、それぞれが独自の声や楽器を担当し、ステージで生きている。
彼らの服装や仕草は、ジャンルや曲調ごとに変化する。
ポメラニアンがコーラスで並ぶこともあれば、ブルドッグがスウィングジャズのトランペッターとして前に出ることもある。
やがて観客は犬たちに愛着を持ち、推しを見つけ、グッズやコンテンツを通してクラブの一員になっていく。
**「PJX」**はただのエンターテインメントではない。
それは、犬たちと観客が共に築く、新しいジャズクラブの伝説なのだ。
って、なんのこっちゃ?意味はありません(笑)



